【基本】3.テクスチャとエフェクト

基本編

前回はパーツとモデルについて説明しました。

ここまでの内容でモデルを作ることはできます。しかし、実際じっさいのゲームで色のないモデルを使うのは味気あじけないですよね。今回解説するテクスチャとエフェクトを覚えれば一気にゲームのリアリティがします。

テクスチャ

テクスチャとは

テクスチャとは物体の表面の質感しつかん模様もようなどを表す言葉です。Robloxではテクスチャという用語はあまり聞かないですが、3DCGなどの分野では基本的な用語ですので覚えてしまいましょう。(テクスチャのことをRobloxではマテリアルと呼ぶみたいです)

Robloxではテクスチャを変えることで見た目が変わるだけでなく、密度みつど弾力性だんりょくせい摩擦まさつ重量じゅうりょうなどの物性ぶっせい(物理的な性質)が変わります。

テクスチャの付け方

テクスチャを付けるには『ホーム』タブの編集へんしゅうにある『素材管理そざいかんり』またはモデルタブのパーツにある『素材管理』をクリックします。クリックすると画像のようなウインドウが表示されたかと思います。

テクスチャ一覧

アスファルトやレンガなど色々な材質の球体が表示されたと思います。これこそがテクスチャです。

それでは3Dビューポート上に好きなパーツを追加してみてください。パーツを選択せんたくした状態で好きなテクスチャにカーソルを当てると右上に下の画像のようなマークが出てきたはずです。

レンガテクスチャ

このカーソルマークをクリックすることでパーツにテクスチャをつけることができます。

レンガテクスチャ適用後

パーツの色

テクスチャは見た目と物性を変えるだけで色自体はあまり変わりません。パーツの色は『ホーム』タブの編集にある『色』または『モデル』タブのパーツにある『色』をクリックすることで変えることができます。

色ハニカム一覧

例えば、レンガテクスチャを付けた状態で赤色を選択すると下のように変わります。

レンガテクスチャ適用後
レンガテクスチャ+赤色適用後

エフェクト

エフェクトとは

エフェクトとは効果こうかのことであり、その名の通り様々さまざまな効果をつけることができます。

エフェクトの付け方

エフェクトを付けるにはパーツを選択した状態で『モデル』タブのゲームプレイにある『エフェクト』をクリックします。ただし、パーツを選択しなくても地面に直接ちょくせつつけられるエフェクトもあります。

画像の通り10個のエフェクトが存在します。英語だとイメージがつかみにくいと思うので私なりに日本語やくしてみました。

エフェクト一覧
英語日本語得られる効果
Explosionエクスプロージョン爆発ばくはつ爆発する*
Fireファイア火(炎)火をつける*
PointLightポイントライト点光一点から球状に光を放射ほうしゃする*(たいまつ・電球・火の玉など)
Smokeスモークけむり煙を出す*
Trailトレイル軌跡きせき(軌道)2つのパーツの間か後ろに軌跡をつける(斬撃ざんげきやダッシュ時の風を表現できる)
Beamビームはり2つのパーツを始点と終点としてその間にグラデーションを作成したり、時間と共に透明度とうめいどを下げたり、形状けいじょうを変化させる
Sparklesスパークルかがやキラキラした星のようなものを放出する*
SpotLightスポットライトスポットライト一点を頂点として円錐えんすい状に光を放射する*(街灯・懐中電灯かいちゅうでんとう・ヘッドライトなど)
SurfaceLightサーフェスライト表面光面から光を放射する*(テレビなどの画面・看板かんばん蛍光けいこうパネルなど)
ParticleEmitterパーティクルエミッタ粒子りゅうし放出パーティクルを放出する(火・煙・花火など)
※火や煙はパーティクルエミッタから作られている

*マークをつけているものはパーツにつけるだけで効果が発揮はっきされるエフェクトです。それ以外はやや複雑ふくざつな設定が必要なので実践編じっせんへんにて解説します。

まとめ

  • テクスチャはパーツの材質や物性を変えるもの
  • エフェクトはパーツに何かしらの効果を付け加えるもの

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